ストーリー3

中村さん×秋山さん
鮮魚課の中村さん(新卒入社)と、加工課の秋山さん(中途入社)に
それぞれが鮑屋を選んだ理由や入社後に感じたこと
日々の業務を通して実感している会社の魅力について語っていただきました。
まずは、お二人の入社のきっかけを教えてください。
中村:
私はもともと水族館の飼育員を目指して、そういう専門学校に通ってたんです。でも、飼うより食べる方が好きだな…って気づいて(笑)。それで豊洲市場でアルバイトしてたら、偶然市川社長と出会って。
「うち来ない?」って声をかけられたのがきっかけです。
秋山:
すごい偶然ですね。私は前職が魚屋だったから、鮑屋には仕入れで来てたんですよ。そのときから「なんか他の会社とスケール違うな」って思ってて。買う量も桁違いだし、勢いがあった。
実際に中に入ったら、想像以上でびっくりしました(笑)。

中村:
ほんと、出会いってあるんですね。私、就職活動の軸も何も決まってなかったんで、「うちで働かないか」って直接言ってもらえたのが、すごく嬉しかった。あの一言がなかったら、今ここにいないかも。
秋山:
そういう直感とかタイミングって、大事ですよね。私も、魚の加工をずっとやってたから、それが活かせる場所を探していました。でも、鮑屋はそれだけじゃない、「次の魚屋の仕事」があるって感じたんですよ。
就活や転職活動での“軸”はありましたか?

中村:
実は就活の軸、ないまま動いてたんです。
周りは「福利厚生」とか「成長できる環境」って言ってたけど、私はピンとこなくて。だから、「うちに来ない?」って言われたときに、ようやく心が動いたんです。言葉で説明できない何かを感じたっていうか。
秋山:
私は逆にめちゃくちゃ見ていましたね。会社の規模とか、事業の幅とか。でも最終的に決めたのは、「自分の技術がここでどう使えるか」でした。あと、社長と話してみて、「この人の下で働いてみたい」って思えたのも大きかったですね。
中村:
わかります。社長の言葉って、ズシンと来るんですよ。飾ってなくて、熱があって。「何をやるか」よりも「誰とやるか」って大事だなって。
入社してみて、イメージと違ったところは?
中村:
良い意味で、裏切られました(笑)。工場って、1日中同じ作業をするのかと思ってましたけど、全然違った。1時間ごとにやることが変わったり、臨機応変な対応が必要だったり。しかも、先輩たちの動きが早すぎて、最初は「ついていけるのか…」って不安でした。
秋山:
それ、めっちゃわかります。私も最初、全然違う業務内容に戸惑ってました。でも、「知らないからこそ飛び込めた」って今は思います。前職ではやらなかった加工方法とか、魚の種類とか、全部が新鮮で楽しかったですね。

中村:
私、ギャップしかなかったかもしれないです。でもそれが逆に、毎日が発見で、飽きる暇がない。これって、ある意味“理想のギャップ”だと思います。