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株式会社鮑屋第18代当主の市川将史です。

弊社は、1587年頃より小田原の地で現在の前身となる“魚の振り売り”を行っていたことから始まり、現在では鮮魚や冷凍塩干品などを扱う水産の仲卸を主軸に行っている会社です。仲卸とは、卸売会社が市場に卸した商品を仕入れ、個人経営からチェーンの量販店や飲食店などに納入する仕事を行っています。

また、鮑屋では仲卸だけでなく、荷受として全国から商品を仕入れることができるため通常の仲卸会社以上の機能を持ち合わせており、グループ会社として、水産加工品の製造・販売や飲食店・小売店の経営など幅広い事業展開をしています。

鮑屋がここまで続いてきた背景には、戦国時代、幕府へ鮑を献上し“鮑大臣”の名を授かったことが第一のきっかけでした。それ以降、度重なる苦境を乗り越え、現在に至ります。

今後、六次産業化が進むといわれている中、二次産業である仲卸のみからの脱却を目指し、2008年より、これまで主軸としてきた水産の仲卸に加え、自社工場で水産加工品の製造・販売業、お土産や飲食店などの小売業へと事業を拡大しています。

近年では、コロナ禍によりご家庭で食事を取られることが増えたことで、鮑屋には大きなチャンスが来ています。今の鮑屋は、老舗ながらとてもチャレンジしている、勢いのある会社です。「やりたい！」と手を挙げてくれれば、なんでもできる環境があります。ぜひ、一度当社の説明会へお越しください。お会いできることを楽しみにしています！